マンションの火災保険 | あなたの加入タイプはどれ？火災保険解説

マンションを購入する際に必ず火災保険について調べると思いますが、初めてマンションを購入する人の中には火災保険の必要性をいまいち理解できない人もいるでしょう。
そこでここではマンション購入のときの適切な保険の選び方についてお話していきますので、参考にしてください。

はじめにマンションを買うということは自分の家を買うのと同じで、たとえばローンを組んでいた場合万が一火災で建物が被害を受けたときでも残りの支払いは続けなれればならない可能性があります。
ひとつ異なるのはマンションには専有スペースと共有スペースが存在することで、専有スペースは自分たちが使っている空間すなわち自室のことですからその管理は基本的に自分で行うのが当然なのです。
逆に共有スペースはそのマンションを管理する人がリスクマネージメントしなければならないので、購入者は特に何かする必要はありません。
つまりマンション購入時に守るべきは専有スペースになるのです。

また火災保険とひと言で言ってもその中身はいろいろあって、マンション購入者の場合は専有スペースを守るわけですから家財、借家人賠償責任、個人賠償責任の保障があるものに加入するのがいいでしょう。
一方オーナー側は共有スペースおよび建物全体を守らなければならないのでそちらのほうにお金をかけます。
マンションは戸建てと違って自分たちだけが生活しているわけではないため、万が一自分たちの過失によって大きな火災を起こしてしまったときのことも考えておかなければなりません。
したがって先に述べた火災保険への加入は検討するというより必ず入っておくべきだといえます。